中小企業の世代による働き方思考③

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私の務めている企業は従業員数が派遣社員やアルバイトを含め50名程の中小企業になる。昨今の働き方改革などは通用しないような企業であり離職率も高い 。私は2つある工場の1つを任されている管理職という立場にあるが、ここ数年働き方や離職率に悩まされている。これについては私の下で働いている部下の仕事量や生活に直結する 問題だから考え出すと夜も眠れない...


前回に引き続き、先ずは各世代の現状を整理していく事から書いて行こうと思う。


友人や知人との食事などの席で仕事の話題になるとおおよそ当てはまっているが、私の会社に当てはめているため世の中の全ての人が当てはまる訳では無いし詳しく統計を取った訳ではないので理解して頂きたい。

 

 
三世代に分かれる仕事考

大きく従業員を分類すると以下に分かれる。


昭和生まれの昭和就職組(親世代)

以下過去の記事をご参照下さい。

www.simsnotebook.com

 
平成生まれの平成就職組(孫世代)

以下過去の記事をご参照下さい。

www.simsnotebook.com

 
昭和生まれの平成就職組(子世代)

私を含め団塊の世代の子供が多く、考え方や仕事に対する取り組みも中間に当たりどちらかに偏っている。仕事は仕事、プライベートはプライベートと割り切り、会社= 自分のプライベートを豊かにするための手段と考えたい反面 上の世代の考えを否定できるかできないか 言動を発せるか発せなく流されるという意志の強さや性格により分かれる。
ここがこの問題の今後のキーになると思われる世代だと私は思う。


それぞれの世代に対する私の考え

昭和生まれの平成就職組の詳細

年齢的に親世代が定年を迎えつつある現在、会社の重要なポストに就いている人や工場などの中心人物になっている人が多いだろう。

仕事でも家庭でも親世代からの厳しい躾や教育もあり怒られる事に非常に強く、性格によっては『何クソ根性』や『見返してやる』と非常に反発ありきの向上心のある人物も少なくないが、性格によっては親世代に怒られてもハイハイと言うだけの『怒られ慣れ』と『言いなり』な両極端である。

仕事に対する取り組みも親世代の『残業する事が美徳』とする者、孫世代の『働き方改革』に沿うような仕事と自分の時間を大切にする者の両意見に分かれる。

技術的な面を見ると親世代から受けた厳しい教えである自分自身で技術を盗むという育成を受けており、親世代には劣るが経験から来る感覚や予測も出来て技術は高い。

 

経験と考察

親世代の昔からの日本人の働き方や仕事に対する姿勢や想いと、それとは正反対の孫世代の仕事や会社に対する想いに挟まれた世代。

この世代が怒られながら自分の力でスキルを身に着け一人前に仕事が出来る様になった頃に日本の企業は大小企業を問わずISOを取得して行き、現代の数値化されマニュアル化された働き方や、世の中の仕事に対する想いも変化して行った。それに柔軟に対応したのがこの世代。仕事や会社に対して傾倒し過ぎている親世代だけでは この30年の変化は無かったであろう。

 

技術的な面を見ると親世代には劣るが、当時の教え方である『技術を見て盗む』に加えて時代背景から『マニュアル化された仕事内容』が加わり、経験から来る感覚や予測も出来て技術は高く、親世代には無い柔軟な発想により効率やコストも視野に入れた動きが出来るのもこの世代の時代背景による特徴である。

 

先に述べたマニュアル化が進んで行く過渡期になるが、この世代に入ると子供の頃よりゲームやPCに慣れ親しんでおり、マニュアル化に不可欠であったPCによる入力作業や機械の自動化等の製品製作や管理などをスムーズに取り扱える事により中小企業においても作業効率や製品管理が飛躍的にUPした。

 

しかし狭間の世代なのでリーダーとなる人物がどちらに傾いているかによる違いから各企業の社内の雰囲気や社風が違い、今年施行された『働き方改革』の進行度や孫世代の『離職率』にかなりの影響を及ぼしている。

 

彼らの上司という立場から

今現在の管理職の立場である私からすれば彼らは同世代。おそらくはどの企業でも中心的役割を担っていると思われる世代。

ある程度の知識と親世代から受け継いだ経験や感覚による見極めもでき、現代の作業効率やマニュアル化された仕事にも対応できる


『使い勝手の良い世代』


と言える。

しかしながら上司として各個人がどちらに傾いているかを見極めて適材適所に配置しなくてはならない面倒臭い世代でもある。親世代が順次定年を迎えつつある現在、それを見極めて誰を配置するかにより今後の15年〜20年の企業としての体質に影響を及ぼすと私は見ている。

 

問題と言えば どの企業でも定年が伸びてきている事が理由ではあるが、管理職に就いたこの世代からの指示を親世代である人物が上書きしてしまう事をよく聞くことがある。特に中小企業は人材不足により定年制度もなく多くそのような事案を耳にする。そのために社内の世代交代を足踏みさせ名前だけの管理職というものを作り上げている事も問題になる。過去の記憶や教えから、やはり親世代には物を申せないと言う事ではないだろうか...。

この問題に関しては定年が無いにせよ『役職定年』を設け世代交代をして行く企業もあるが余り多くは聞かない。

 

まとめ

企業の未来を変える担い手

企業に対する想いや働き方の変革の狭間であり、上下の世代交代の良い事も悪い事も経験し分別する事が出来る 各企業で最も多い世代であり、この世代がリーダーシップを取り代々受け継がれてきた良いものや残すべきもの、変えなければいけないものを分別しながら時代を変えて行かなければならない。

そういう意味から今後の『働く』という事柄のキーマンになる世代である事を認識し取り組んで行って欲しいと思う。


※次回、私の目指す企業