今年ももう残り半月。季節が冬になり休日もライダーさんを余り見かけなくなって寂しい限りですがsimはバイクに乗りたくてウズウズしてました。休日に所用があり3週間ぶりのバイクです。
今日は先月購入した冬装備の真価が如何な物か?のお試しを兼ねて岡崎公園まで走ってみました。
場所
愛知県岡崎市
愛知は2つに分かれます。戦国時代好きなら承知していると思いますが織田信長や豊臣秀吉の生まれた尾張、徳川家康の生まれた三河です。尾張は現在の名古屋市を中心とした地域で三河はTOYOTAのお膝元である豊田市を中心とした地域です。岡崎市は三河の中央にある市であり、県内では名古屋市、豊田市に次ぐ人口第3位の都市です。現在では八丁味噌の産地として有名です。
岡崎公園
徳川家康の誕生した岡崎城を中心に、資料館、食事所、茶屋、イベントなどまで行う歴史を感じる事の出来る大きな公園です。春は日本さくら100選にも指定された美しい桜が咲き、その後の藤の季節には五万石藤で有名な藤棚、夏には花火大会、秋には紅葉を見に訪れる人も多く、都会のビルに囲まれたオアシスの様な公園です。
アクセス
東名高速道路の岡崎インターチェンジより名古屋方面へ3km程で国道1号線沿いにあります。
ツーリング
出発と冬装備レビュー
ツーリングとは言えない近場です。のんびりと1時間程の距離を冬装備のお試しを兼ねて極力薄着で寒かったら帰るのつもりで行ける場所として設定してみました。
出発は冬とはいえまだ温まって無い8時少し前。
装備はUNIQLOのヒートテック極暖の上にプロテクターベストと肘プロテクターそしてワークマンのイージス360°リフレクトのみ。下はワークマンのCORDURA EUROウォームパンツのみ。
気温は3℃ こんな薄着で大丈夫だろうかと心配ではありましたが出発です。
初めに言っておきますがsimはかなりの寒がりです。比較的温かい愛知ではありますが、毎年真冬は肌着に分厚いトレーナー、裏地がモコモコの寅壱の土方用ベストにダウンジャケット。そしてカイロを数個持ってもまだ震えています。5月頃までは肌着にトレーナーで冬用のMA-1を羽織りニット帽というのが定番です。
そんなsimがこんな薄着でしかもバイクに乗り風を受ける... (>o<")
レビューとはいえチャレンジです!!
いくら装備が万全?とはいえ家から出ると温度差で冷たい冷気を感じますが、5分程バイクの暖気をしているとこんな装備でも平気になって来ました。
イケるかも... ( *´艸)
走り初めて感じたのはホントに風がイージスのジャケットを通りません。そしてヒートテックが肌に触れてる暖かさが感じられます。特にプロテクターベストで密着している場所が暖かさを感じます。下もCORDURA EUROウォームパンツだけでしたがウォームパンツと言うだけあり暖かさを感じます。このパンツ防風マークが付いていなかったので防風性能は無いようで多少の風がパンツの生地から脚に通る感じはありますが、昨年までのような脚全体で冷たいって感じが無く、先日買ったヒートテック極暖のタイツを履けば真冬でもイケそうです。
バイクに関しても走り始めからはグリップヒーターをONにしていなかったのですが、30分程でいつもの指先が冷たいを通り越しピリピリと痛みを感じるようになり感覚が無くなりそうになった所でONにしてみました。
暖かい~ ( ´∀` )b
指先に感覚が戻りクラッチの感覚がいつも通りに...。
どちらかというと防寒対策というよりも安全面的に冬の必需品という感じがしました。手袋型、グリップ型とありますが冬に乗られる人は取り付けた方がというより取り付けるべきだと思いました。
岡崎公園到着
9時頃に到着しました。岡崎公園の駐車場は門の前はバス優先の駐車場があります。イベントや桜、藤棚の季節はバイクは止めさせてもらえませんし有料です。
バイクで行くならば公園東側にある駐車場ならば車は有料ですがバイクは料金所脇から入れる無料の24時間開いているバイク駐輪場があります。正し中型以上の大きさなら6~7台程のスペースなので季節に寄っては停められません。simは以前停められずに断念して帰った事もあります (^o^;)
駐輪場にバイクを停めて軽く一服。バイク横の自販機が徳川家康仕様!!
『苦しゅぅ無い、飲むがよい!!』
と威圧され缶コーヒーを買わせて頂きました。
散策
バイクの駐輪場から公園に入るには一番近い所からだと公園横から入る事になるので東隅櫓の横を通り
門のある国道1号側に回り、堂々と正面から入りました。
門を通り広場へ出るとsimを釘付けにする物が...。
コレ電話ボックスなんですよ〜 ( *´艸)
こんなオシャレな電話ボックス初めて見ました。
もちろん広場では家康様がお出迎え
広場を歩いていると忠勝まで...
愛知は三英傑と呼ばれる織田信長、豊臣秀吉、徳川家康の生まれた地なので家臣である戦国時代の有名な武将が数多く居ます。あちらこちらに縁のある武将の銅像があります。しかし、主君の生まれた地であるこの岡崎城に家臣の像があるとは大した人気であり、地元の人にも愛されて居るんですね。
広場の正面には三河武士のやかた家康館があります。
ココは家康の生い立ちがパネル形式に詳しく説明してあったり、家臣の説明、刀や鎧などのレプリカを展示してある資料館です。よくお城に行くと天守内に展示してある資料館の豪華版と言った所でしょうか。建物や展示物のレプリカも新しく綺麗な設備であり点数や説明も詳しくされていて、刀や槍、兜や火縄銃を触れる事の出来るコーナーもあり楽しく過ごせます。simはヘルメットと比べようと兜を持ってみたのですが
『重い!!』
よくあんな重いものを被って馬に乗れたのだと感心しました (^o^;)
色々観て館を出ると2時間近く経ってる...。
館内撮影禁止なので写真はありませんが楽しく過ごせました。
館を出て紅葉の残る園内を歩いて居ると岡崎城が見えて来ました。
そしてコレが岡崎城の天守閣
ん〜2本の松が邪魔ですよねぇ(^o^;)
こいつ等のせいで正面からの岡崎城は見えません。
切れとは言いませんが移植して下さいよ〜。
天守からの眺めも冬の澄んだ空気のせいで遠くまで良く見えました。
数年前にココに来た時に休憩したお茶屋にて休憩しました。
simには不釣り合いな本物のお茶と和菓子を庭の綺麗な景色を見ながら戴きました。
電話ボックスに続きトイレまで...
徹底しています ( ´∀` )b
広場に戻るとグレート家康公葵武将隊と言う岡崎公園のキャラなのかな?演武という名のショーが催されていました。
音に合せて迫力満点のショーを堪能しました。
なんだかんだと4時間も過ごしていました。お腹も空いて来たので先日知人に近くにあるからというある所に足を伸ばしてみました ( *´艸)
カクキュー八丁味噌の郷

ここは岡崎公園から国道1号線を5分程名古屋方面に走った所にあるカクキュー八丁味噌の郷という所です。
岡崎城から西へ八丁の距離にあるので八丁味噌なのだそうで、江戸時代より八丁味噌を作り続けているそうです。2006年のNHK連続ドラマで宮崎あおいさん主演の『純情きらり』のロケ地としても有名な所ですね。
工場見学
建物に入り受付けで見学の予約をしました。所要時間は30分程の無料見学できます。見学と言ってもガイド付きの団体ですので10分程待ちましたかね。
目に入る由緒ある建物とユーモア抜群のガイドのオジさんの説明を受けながら工場内を見学です。
そして資料館へ
この看板、旧国鉄(現在のJR)で実際に使用されていた物だそうです。今の板に絵や文字が描かれている物と違い迫力満点。由緒正しき老舗の看板の威厳があります。
昔の味噌造りの工程が分かりやすく再現されていました。
そしてコレが1839年から最近まで使用していた最も古い味噌桶だそうです。桶の大きさに圧倒されました。
ガイドのオジさんの説明がホントに分かりやすくユーモアたっぷりで聞き入ってしまい写真少なめですが見所満載です。
そして味噌蔵の見学です。
蔵に入ると味噌の薫りが漂っていました。
下の写真の桶は先程の桶の次に古い天保15年の桶で今も現役ですよ。
桶の上に積んである石もキチンと重量が決まっていてしかも手積みだそうです。
石を積むだけでも5年〜10年の経験が必要だとか...
見学が終わると皇室御用達の八丁味噌と赤だしの味噌汁の試飲をさせてもらえました。
simは八丁味噌=赤だしだと思っておりましたが、飲み比べるとかなり違いがある事がわかりました。
皇室御用達の八丁味噌より赤だしが美味いと感じるsimは、やっぱり庶民なんですよね〜 (^o^;)
何はともあれ楽しい30分の見学でした。
オジさんありがとう!!
肖像権が無いのでドンドン撮って下さいって言ったので載せました ( *´艸)
フードコートでココの名物らしい『鉄板焼きカレーランチ』戴きました!!
唐揚げも味噌味だったんですよ〜
ボリューム満点で腹パンパン
帰りにこんな物見付けたのですが、もう入らなかった(^o^;)
心残りだけど近いからまた食べに来ようと思います。
最後に
近場ではありましたが3週間ぶりのバイクは楽しかった(◍•ᴗ•◍)❤
愛知は結構 お城があるし冬装備の良さも実証されたのでバイクで城巡りでもしようかなと今回思いました。
simはバイクで出かけると何かしらお土産買って帰るのですが今回は
コレ、ダンボール製の武将のクラフトです ( *´艸)
スマホ大程の完成品が岡崎城に飾ってあったのですが可愛いかったので...。
早速作りま〜す!!
それでは今回はこの辺で (◍•ᴗ•◍)ノシ