ツーリング 〜愛知城址巡りと幻の城〜

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3月7日(土)快晴

月曜日から木曜日までの週間天気予報では雨

週末はバイクに乗れないのかと重苦しい気持ちを抑えつつの一週間でしたが、昨日から土曜日が晴れの予報に変わりウキウキの週末でした。

 

本来なら県内の御城印集めのラスト1である『犬山城』に行くはずですが、新型コロナウイルスの影響で犬山城及び城下町などは閉館なので延期 (>o<")

ということで御城印集めを始める前のようにブラブラとツーリング。

普段通りがかりで気になっている施設や道中にある城址など色々と探索しながらの100km程のまったりツーリングです!

 

 

ふるさと本舗

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先ずは愛知県豊田市

ちょっと前から食べたい物があったんですよ〜

その名も『松平まんじゅう

黒糖を使用した茶色い皮のお饅頭です!

オヤジは生前、茶色い皮のまんじゅうを『馬糞まんじゅう』なんて言っていましたが... ((^o^;)スミマセン)

先日、オヤジの話をしていて無性に食べたくなったんですよね...

この松平まんじゅうは先程もお話しした通り、黒糖を使用した茶色いお饅頭なのですが、防腐剤を使用してないらしく皮がフワフワで自家製の餡が甘過ぎずちょうど良く絶品なんですよ〜(。•̀ᴗ-)✧b

遠く市外からもこのお饅頭のために訪れる人がかなり居る愛知県では知る人ぞ知る『人気のおまんじゅう』なのです!

斯く言うsimも¥110のお饅頭を求めて40km程 ( *´艸)

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店を出てバイクに跨がる前に1つ...

『フワフワの皮が最高ーー!!』

 

 

大給城址

松平まんじゅうを食べながら近くに城址でも無いかと検索すると5分程の所に城址があると言うことで行ってみました。

ナビに従い走る事5分程、山を登ると4台分の駐車場ですが既に満車 (>o<")

道が続いているのでしばらく登ると広い路肩と大給城の看板があるので愛車を停めて登城です

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城址公園散策

入口から登ります。いつもながら冬の山道は落ち葉で滑りやすく踏みしめながら登るので結構しんどいですが、初めての城址なのでワクワクです!f:id:sim_blog:20200307192620j:image

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松平乗元の墓

しばらく登ると分岐が...

大給城址の矢印と反対側に何か見えるので行ってみる事にしました。メインは後にって事です ( *´艸)

 

どうやら大給松平始祖 松平乗元のお墓のようです。

墓石を囲む石柵の石門には三つ葉葵があります。

少々気が退けますが写真を撮らせて頂き手を合わせ城址方向へ戻ります。
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城址

先ずはかなり荒々しい堀切を見る事が出来ます。

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そして虎口、檜台、土塁

スミマセン指入ってました (^o^;)
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主郭のある開けた所に明治天皇碑と言うものがありました。なんだろう...

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そして辿り着きました。城址碑です!

眺めも良く、辺りにはゴロゴロと大きな岩が見られます。
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帰りは別ルートで

水の手曲輪を拝見しました。

水の手曲輪というのは珍しいらしく敵を食い止める事に加え飲み水等の確保を目的に作られたものらしく、初めて見ました。
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大給城址感想

巨石や遺構が当時のままと思われるほど見事に残った城址です。看板などもあり分かりやすく、登り切った先に見える景色も美しく時があっという間に過ぎていました。

 

 

高浜市やきものの里かわら美術館

次にブラブラと行ったのは大給城址から40km程先の愛知県高浜市。歴史好きなら周知ですが愛知県は尾張と三河に分かれます。そしてその境には境川が流れ橋を渡らなければなりません。下流の衣浦湾近くにも衣浦大橋という橋があるのですが、いつも気になっていたのが交差点に大きなシャチホコがある建物があったのです。城好きとしては気になるので立ち寄ってみました。

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三州瓦

西三河の粘土はきめが細かく、日本国内の他の瓦産地の粘土と比較すると三州瓦は肌がきれいであり、日本の粘土瓦の半数以上のシェアを誇るそうです。愛知県内でも岡崎城や清州城等の瓦も三州瓦だそうです。きっと全国の城にも使われているのでしょうね。

 

 

見学

建物に入ると彫刻?イヤ、良く見るとかわらと同じ様な材質です。鬼瓦と言う物なのでしょうか...

立派過ぎてsimの家には似合わない (>o<")

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キュ、キュ、キューピー?!
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東京国立博物館の瓦だそうです。
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三階建てであり、二階は特別展示で写真はNGでしたが三階は鬼瓦の展示でした。f:id:sim_blog:20200307212702j:imagef:id:sim_blog:20200307212732j:imagef:id:sim_blog:20200307212805j:image

 

 

こういう鬼の面をした鬼瓦

これは瓦というより芸術です。

昔、県外の料亭の玄関にオブジェとして『高浜 三州瓦』と言う札と共に飾ってあったのを覚えています。

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鬼瓦は恐ろしいものを置くことで恐ろしいことから守るという厄除けであり装飾らしいです。売店に小さな鬼瓦が売っていたのでsimもお土産に買ってみました。鬼師と呼ばれる鬼瓦を作る職人が作った物だそうです。
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高浜市やきものの里かわら美術館感想

建物外のシャチホコが気になって入ってみましたが、鬼瓦の迫力と芸術性に魅了されました。瓦を使った家が減ってきてはいますが、日本には欠かせないものだとも思います。

そして城好きには欠かせない瓦。今までの登城では瓦を注視してはいませんでしたが、これからの登城で観る所が1つ増えました。

 

 

大浜陣屋広場

かわら美術館を後にし10分程で大浜陣屋広場に到着

徳川家康の築いた羽城がその前身であり、大浜陣屋は羽城跡に水野忠友によって築かれたそうです。
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広場内のパネルで水野家の事が学べるようになっていました。
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遺構などはありませんでしたが綺麗な公園?広場になっていました。
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幻の城

城好きの方の何%の人が知ってるのだろう?

この青空にそびえ立つ立派な天守
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ここは元和菓子屋さんでした。今は和菓子屋さんは閉店し建築業さんが社屋としています。

これを初めて見たときは驚きました。

話では元の城主である和菓子屋さんが露天商から成功して一国一城の主になり建てた城だとか...。

余程、城好きだったのでしょうね。

場所は碧南市役所の横であり、珍スポットとしてTVでも何度か取り上げられていたんですよ!

全国にもお城を模した建物があると思いますが、この城は人を笑顔にさせます

( *´艸)

 


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ジャーン!!

横から見ると前からだけなんです〜 

( ≧∀≦)ノハッハッハ

 

 

最後に

オチも付いた事ですし...

なんだかんだと楽しい100kmののんびりツーリングでした。

早くコロナウイルスが沈静化して犬山城に行きたいですね〜。

それまでは、のんびりとブラブラツーリングします。

皆さんも身体に気を付けて下さいね!

 

そうそう高浜のかわら美術館で買ったお土産の鬼瓦f:id:sim_blog:20200307224540j:image

こんな風にバックレストに着けようかと思います。

ここに何か着けようかと思っていましたが、皆と同じイーグルじゃあ嫌だったんですよね〜 ( *´艸)

厄除けの守り神である鬼瓦が事故から守ってくれそうな...

悪趣味かな ( *´艸)

 

それでは今回はこの辺で(◍•ᴗ•◍)ノシ