今やバイクには必需品なのがスマホホルダーですね。
取り付け始めた頃はハンドル周りにドーン!と鎮座するスマホがバイクのシルエットを変えるようであり、軟弱なヤツが取り付ける物...。カッコ悪いがナビは必要と言う事で仕方なくといった感じだったのですが...。
RAM MOUNTS
私の使用しているスマホホルダーは『RAM MOUNTS X-Grip』
RAM MOUNTSの特徴はラバーボールを支点にしたシンプルな構造ながら頑丈で滑りにくい製品で、バイクなどの乗り物へのマウント以外も工場やオフィスで多種多様な物のマウントを専門に生産しているアメリカのメーカーです。
約、2年前に購入して使い続けました。
やはりツーリングにスマホのバイク用ナビアプリを使用したかったからです。
色々なスマホホルダーの中から選んだのは保持力が高いと評判だったからです。本体にスマホを挟み込むだけなのですがビクともしない保持力!付属で付いてくるテザーも、もしもに備えて装着しますが何度か装着し忘れて一日中走っている時もビクともしない保持力です。
突然のトラブル?!
先日のツーリング中、観光を終えて次の目的地に行くために いつもの様にスマホをバイクにセットしている時にそれは起こりました。落下防止の保険として取り付いている『テザー』が切れてしまったんです。
RAM MOUNTS本体の保持力は信頼していましたが、いつも保険として使用しているので、その後はドキドキでしたね...。その場で取り替え用の『テザー』をポチりました。
2年使用しての現状
ツーリング先から帰り他にも確認してみるとラバーボールにも締付けによる細かいヒビみたいな物が...。
アームを外してみるとアームの形に変形してました。締め過ぎたのかな...。
と言う事でテザーはもったいなかったですがスマホホルダーを買い替える事にしました。
新ホルダー
やはり信頼と安心のRAM MOUNTSを購入です。
前回は初スマホホルダーだったのでセット的な物を購入したのですが、このメーカーは各パーツがバラ売りされています。しかも多種多様なバージョンが存在するので、今回の本体は『X-Grip ファブレット用』、アームは『ショートアーム』、ベース部は『M8ボルトベース』にしてみました。
比較とレビュー
X-Grip
先ずは本体である『X-Grip』
左が今まで使用していた物、右が今回購入した物です。
今まで使用していたスマホ用の標準サイズの物(品番RAM-HOL-UN7BU)よりもファブレット用(品番RAM-HOL-UN10BU)になり挟み込むアームが長いです。
私の使用しているスマホはGALAXY NOTE8でカバーを装着してありますが(ケース込みで175ミリ×850ミリ)挟み込んで保持力も申し分ありません。しかしアームのグリップ部がスマホのボタンを押してしまうために写真のようにズラして使用していました。恐らく今回テザーが切れてしまったのも中央に固定出来なくて片側のテザーを2年間引っ張り続けていたためと思われます。
今回購入したファブレット用ですと中央でもボタンを避けて装着出来るため、取り付けも位置を調整せずにラフに装着出来ます。加えて四隅でガッチリ固定出来るので今まで以上にホールドの安定感増します。
付属のテザーもファブレット用の大判になるので今までのような過度な引っ張りも無くなり耐久性も向上するでしょうね。
1つ些細な事ですがアームが長くなったためにスマホを装着していない時のホルダーの主張が強いかな...。装着時のラフさや安定性とのトレードオフですね。
同じような大きめなスマホの方で気になるようなら標準サイズのX-Gripにファブレット用のテザーを別途購入しても良いかもですね。
アーム部
左が今まで使用していた物、右が今回購入した物です。
今まで使用してたのは約93ミリの標準サイズのアーム部(品番RAM-B-201U)でショートサイズ(品番RAP-B-201U-A)は60ミリになります。
違いは取り回しですね。
私のドラッグスターはハンドル中央に固定していますが、アームが長いので上手く折りたたんでもタンク近くまで伸びていました。タンクに接触するワケでもなく不備も無かったのですが取り替えるなら取り回しが楽そうなショートをと選択しました。アメリカンはハンドルではなくタンクにメーターなどの計器類が取り付いた車種が多いため余り切実では無いと思いますが、恐らくSSやネイキッドなどではハンドルの幅やメーター類の視認性や見た目から必須になるのでは無いかと思われます。
ベース部
左が今まで使用していた物、右が今回購入した物です。
ココは大きく変えました。今まで使用してたのはU字クランプ(RAM-B-231U)でしたがM8ボルトベース(品番RAM-B-367U)に変えてみました。
スマホと乗車位置からの距離は余り変わりません。以前のU字クランプはハンドルに固定してありましたがベース部が縦の力に弱く、ネジをしっかり締めても縦方向に動きます。保管時のバイクカバーの着け外しの際やホルダーにスマホをセットする際に動いてしまう事もしばしばあり、その改善です。そしてもう一つは見た目です。ハンドルにU字クランプで留めるよりスッキリしますので...。コレが一番大きな理由です。
M8ボルトベースは写真のようにハンドルライザーのネジを付属のネジに変えて共締めするだけなので、かなりスッキリします。ネジも長さが3種類付属していましたが、ドラッグスターは長さが真ん中のネジでした。
セット
取り付けはアーム部、X-Grip本体共に真横です。以前はスマホを真ん中に来るようにアームを斜めにしてと微妙な位置出しが面倒でした。まぁ一度セットすれば良かっただけですが、スッキリはしました。
全てをセットするとこんな感じになります。
見た目はほぼ変わっておりません。アメリカンでなければ普通に計器類が着いている場所にセットしていますので横向きです。ナビの視認性も良好です。
最後に
やっぱりRAM MOUNTSです。保持力は素晴らしい。
少し値は張りますが、バイクに限らずスマホは今や必需品であるにも関わらず高価な物であるので絶対に走行中落とさない安心感が一番先に考える事です。
今回、思い切って新品を買ってしまいましたが、2年で使用して取り外したホルダー一式もボール部に細かいヒビが入っていると先に述べましたが、取り外して確認するとボール自身はまだ弾力があり数年使えたと思います。今後、何かを取り付ける際に使用しようと思います。そう言った事から耐久性も抜群だと思います。
買い替えや初めてのスマホホルダーを探している方、候補の1つとして選択肢に入れてみて下さい。