今週はどの城に行こう?
城巡りをしていて考える楽しい時間です。
今回はそんな巡る城の選定や決め方についての話です。
旅行や出張先で時間が空いた時は、時間との兼ね合いで決めますが、城や城址に魅了され城巡りを趣味にしようという人は毎週どこに行こうかと色々と考えるものです。1つの例としてお読み下さい。
天守巡り
やはり城と言えば頭に浮かぶのは天守。私は天守の無い城跡などに行き、残った石垣や堀など遺構を見てまわるのも好きですが、やはり模擬天守であれ天守のある城に訪れた時はワクワク度が違うものです。特に城巡り初心者の方や城に詳しくない方や余り興味のない方と行く場合は天守のある城を訪れるのが一番だと思います。同じ天守でも季節により様々な姿を見せてくれますよ。
地方攻め
私はこれに当たります。これに加え後ほど話す御城印を発行している城です。
愛知に住む私は、まず愛知県、隣の三重県の御城印の発売している城を重点的に巡り残す所は犬山城のみ。
解りやすくGoogle Mapを使い愛知県周辺の三重県、岐阜県、静岡県滋賀県の御朱印を販売している城にGoogle Mapの行きたいマーク(緑の旗印)を付けて、行くと消すなんて事をしながら楽しんでいます。
1日で行った先の近くの城を毎週2〜3軒回って消し込んでいます。
好きな武将の足跡を辿る
誰しも伝記や小説、地元出身もしくは縁のある好きな武将や知っている武将が居ると思います。その足取りを辿った城の巡り方なんてどうでしょう?
例えば織田信長
信長は幼くして『那古野城主』となり、尾張統一を果たして『清洲城』に移り、その後の美濃攻略の時に『小牧山城』を築き、稲葉山城を落城させた後に『岐阜城』と改めて移住しています。さらに岐阜城にかわる居城として琵琶湖湖岸に『安土城』を築城し、天下統一を目前にしてこの世を去ります。
那古野城→清州城→小牧山城→岐阜城→安土城
こんな感じで城を巡りながら好きな武将の足跡を辿るのも楽しいとは思いませんか?
スタンプや御城印を集める
御城印
先程述べた御城印は、お寺や神社などで頂く御朱印と同じ様な物です。その城に訪れた証である登城記念証です。まだ発行している城は全国で250城程ですが、最近急激に発行する城が出来て来ていますので今後が楽しみなコレクションになると思います。
ほぼ写真の様に城名と家紋印と訪れた日付が入った物はで300円前後で購入できます。
ちなみに上の名古屋城の御城印、2月29日に狙って行きました。
そして上の足助城も令和二年二月二日
こんな楽しみ方もあります。
スタンプ
スタンプとは『日本百名城スタンプ』のことです。
日本百名城
公益財団法人日本城郭協会が、協会発足40周年である2006年に発表した100の名城です。歴史的の重要な城や観光地として有名な城を一般公募して、推薦された478城の中からから日本城郭協会の選定委員が3つの基準から選んだ100城です。
基準とは
• 優れた文化財・史跡である
• 著名な歴史の舞台である
• 時代・地域の代表である
以上の基準です。
百名城スタンプ
100名城発表の翌年から選ばれた各城にスタンプが置かれスタンプラリーが始まりました。
全てのスタンプを集めると日本城郭協会から『登城完了認定書』が戴けるそうで既に4000人近くの完了者がいるようです。
続日本百名城
日本100名城は各地方バランス良く城を選ぶと言う事で、1都道府県につき1城以上5城以下という決まりがあったため、名城の多い県では基準を満たしていた城が多数落選していました。そこで、2017年4月に発表されたのが『続日本100名城』と言うものです。
選考基準は日本百名城と同じく3つの基準です。
続日本百名城スタンプ
続日本百名城のスタンプラリーです。 これについても既に450人近くの登城完了認定者がいるようです。
参加方法
参加方法は日本百名城と続日本百名城の公式スタンプ帳を購入して城に行き押印するだけです。
お城を巡ると子供から大人まで公式スタンプ帳を持った人がよく見受けられます。
あなたもチャレンジしてみてはいかがですか?
まとめ
城も巡り方で楽しみ方がかなり変わってきます。
天守巡りでは、一つとして同じ城がありません。その土地ならではの風土や気候や時代背景を感じて下さい。
地方攻めでは、自分が戦国大名になったつもりで領土を拡大して楽しんで下さい。
好きな武将を辿り、その武将の生い立ちを知識だけではなく実際に見て喜んで下さい。
スタンプや御城印を集めて、達成感と次の目標でワクワクして下さい。
あなたの城LIFEが楽しいものでありますように...