6月27日(土)
梅雨の中休みで晴れです。
先週の犬山城の帰りにちょっと面白そうな所を見付けたので改めてツーリングしてきました。
面白そうなどと言うと罰当たりなのですが場所はお寺や神社です。
お寺や神社であるから良いのですが、そうでなければNGな珍スポットなのです。
小牧山 間々観音
2時間弱のツーリングです。場所は愛知県小牧市間々本町。小牧山の北側にある小さなお寺です。
正式には『龍音寺』と言う浄土宗の寺院だそうです。
創建は1492年であり、元々小牧山にあったが、織田信長の命令によって現在地に移されたといわれていたり、尾張徳川家の菩提寺である建中寺から移築された山門があり、歴史を感じさせるお寺である。
しかし門を潜ると目に入る旗は
『しあわせいっパイ むねいっパイ』
そうですココは日本唯一のおっぱいのお寺なのです。
コロナウィルス対策で使用出来なかったですが、山門を入ると『手水場』ですが...
おっぱいなんです...
普段のお寺なら龍の口から出る水で清めるのですが...。
線香を立てる所にも『おっぱい』
境内中程にある手水場も『おっぱい』
しかも人が近付くとセンサーで反応して観音様の胸から乳と言うべきか水が出ます。
由緒あるお寺であり、邪(よこしま)な気持ちで訪れてはなりません。
でも...
この絵馬のデザインは驚きです。
住所と名前は伏せさせてもらいましたが...
切実です...。
龍音寺のご本尊は千手観音菩薩であり、授乳にご利益があるとされていますので『おっぱい』に関する悩みや、他にも子育て、縁結び、開運、交通安全など多くのご利益が頂ける寺です。
特に女性の方は間々観音と親しみを込めて呼ばれるお寺に一度訪れてみてはいかがでしょうか。
お土産に絵馬ストラップを買って帰りました。
もちろん『おっぱい』が付いていましたよ。
田縣神社

間々観音からバイクで走る事10分の所にその神社はあります。かなり立派な神社で祭神は御歳神(みとしのかみ)と玉姫命(たまひめのみこと)で、五穀豊穣と子孫繁栄の神と言う事です。
拝殿を覗くと子孫繁栄...
納得です...
左右に鎮座するのは...
そうです巨大な男茎が祀られています。
この男茎は檜で出来ており、長さ2.5m、重量280kgもあり毎年新しく作られ奉納されるそうです。
毎年3月15日に豊年祭が行われます。先の大きな男茎はその神輿として担がれ街を堂々と練り歩きます。そして神輿と共に練り歩く『五人衆』と呼ばれる女性の持つ5本の男根を撫でるとご利益があると言う事で男も女もこぞって撫でる。人目を気にすること無く男根を撫でるのだ...。大きな男茎が拝殿に挿入..イヤ奉納される瞬間が最大のクライマックス
愛知県では毎年3月15日の夕方のニュースでは必ず尺を取って放送されます。
一度行ってみたいのですが海外からも訪れると言う天下の奇祭スゴい人でしょうね。フランクフルトにチョコバナナ、飴と全て男茎の形だとか...
楽しそうですね〜。
話しを戻します。
拝殿の左側に『奥宮』と看板が出ていましたので行って見ます。ふと、絵馬に目をやると絵が...
アレが奥宮か...
拝殿と同じように立派な男茎が奉納されているのか?と向かいます。
左右には奉納されている絶妙な形をした石があります。自然に出来た形なのでしょうかね。
やはり...
しかも賽銭箱の隣の男茎などは皆に擦られてるのか先端がツルツルピカピカになっています。
ふと上を見上げると、参拝の折に鳴らす鈴まで男茎...
凝ってますね。
奥宮の右に進むと『珍宝窟』と言うものがあります。
右の玉を擦ると家内安全、商売繁盛、金運
左の玉を擦ると恋愛成就、子宝、安産、夫婦和合
の願いが叶うと言われているとか。
『母なる大地は、父なる天の恵みにより受胎する』という民族思想によりはじまり、『産むは生む』に通じて、祖先が生活の中から生み出したものを大切に守り続ける神聖な場所でした。
是非一度は豊年祭に来たいと思います。
お土産に御守りを買いました。
ちょっと人目につくのは、はばかられますが...。
大縣神社
田縣神社からバイクで北へ向かう事15分。犬山市にある大縣神社に到着です。大縣神社は尾張国開拓の祖神である大縣大神を祀る格式の高い神社です。他にも境内には古来より安産・子授など女性の守護神として崇敬されている玉姫命が祀られている姫の宮や大国様、恵比寿様の祀られている大国恵比寿神社などがあります。
御本社です。古さと威厳のある建物であり、ちょうど結婚式をしていました。
姫の宮。やはり女性が結構並んでいました。
大国恵比寿神社の前には酒樽?
恵比寿なだけに『ヱビスビール』と書いてあったら面白いと読んでみると『WHISKY YAMAZAKI』でした...。
そしてコレが『姫石』
田縣神社に行ったのなら大縣神社に行けと言われるのは距離も近いのですが、これがあるから...。
しかし先の田縣神社のモロそのままと違って、ちょっとインパクトにかけるかな...。
周る順番間違えたな...。
縁結びの祈願をする『むすひ池』です。カップルが祈願紙に願いを書いて池に浮かべていました。
姫石と同じく人気らしく、結構人が居ました。
かなり大きく立派な神社でした。
間々観音、田縣神社に続き訪れたので姫石を見て達成感ありありです。
何かインパクトのあるお土産を探しましたが、御守りと共にあった『おみくじ』が気になり購入です。
女性顔の達磨?こけし?
でも、おみくじの刺さっている所が意味深ですよね...。
よく田縣神社と大縣神社は男性器崇拝と女性器崇拝と言う事で関係がある?一対なのでは?と思われがちですが全く関係無いそうです。そして神社としては大縣神社の方が古く格式が高いそうです。
奇祭と呼ばれる祭も昔は田縣神社に劣らない程リアルだったそうですが、今は名残を残すのみとなったらしいです。実に残念ですね...。
伝統や文化を守るという観点からですよ...。
まとめ
今日のツーリングを振り返ってみると色んな物を拝んだり祀ったりしていますよね...。
普段では秘めるべきものであり、恥ずかしいもの、卑猥なものが、お寺や神社にあると拝むもの有り難いものに。まさに『珍スポット』珍しい場所でした。
古くから伝わる教えや伝統です。教育上良くない、見せられないではなく、後世にも残って欲しいと願います。
また、珍スポットの情報を仕入れたらツーリングがてら紹介したいと思います。