何年かぶりにレザークラフトをして、愛車ドラッグスタークラシックのドリンクホルダーを製作してみました。
前回までは製作過程を書いて来ましたが、今回は作品発表&実際にバイクに装着してのレビューをさせて頂きます。
外観
デザイン
見ての通りコンチョと金具類を省けは真っ黒です。
革も黒、ステッチの糸も黒、ベルトの飾りであるステッチ用の革紐も黒です。
愛車ドラッグスタークラシックが黒とアクセントに銀メッキなのでコンチョや金具類は銀のメッキです。
大きさ
普通のペットボトルはもちろん、最近のクラフトタイプのペットボトルも収納可能。
機能
取り付け
取り付け用に背面に穴が6ヶ所開いています。
結束バンドを使いフォークなどに取り付ける事や、ハンドルなどの横にしっかりと取り付ける事が出来ます。
脱着機能
円状のアタッチメントをバイクに結束バンドで固定し、アタッチメントとドリンクホルダー背面のジャンパーボタンを連結させる事により、簡単に脱着する事ができるようにしました。
ベルトループ
バイクへの取り付けに脱着機能を選択した場合、もしくはバイクには取り付けずに携帯ペットボトルホルダーとして使用する場合、ベルトループで携帯する事が出来ます。
ツーリング先で歩きたい場合、コレからの季節重宝する事間違い無しです。
走行レビュー&歩行レビュー
本体を直接結束バンドで固定した場合は問題無いかと思うので、このドリンクホルダーの最大の売りである脱着機能アタッチメントでの取り付けで走行してみました。
取り付け方
取り付けはリヤフェンダーのステーにしました。
アタッチメントは取り付けたい角度に合わせて装着出来るように8ヶ所穴を開けてあったのでタイラップで固定。走行中ジャンパーホックが外れても良いように、ベルトループ用のタイラップも取り付けました。
脱落保険のベルトループをタイラップに取り付けて
アタッチメントのジャンパーホックを取り付けます。
今回はテストなのでタイラップ丸見えでダサいですが、上手く行けばではタイラップ丸見えでは無く、革でカバー製作しようと思います。
走行条件
脱着可能アタッチメントは取り付け後に風による抵抗や、振動で容易に外れないか?が最大の問題であるので、80km/h〜100km/hでの走行と上下の振動がかかる某ショッピングセンター駐車場の減速帯(モトクロスするようなバイクでは無いので普段走行での上下)での実験です。
ペットボトルには水を満水にして一番重量がかかるようにしました。
実験結果は合格です。
アタッチメントのジャンパーボタンも外れて無く、保険のベルトループ側のジャンパーボタンも外れていませんでした。
携帯ホルダー
ベルトループで携帯して歩き回ってみました。
ベルトは4cmなので一般的なベルトです。
普通に歩く分には外れもせずに使えましたが、走ったり激しく腰を動かすと外れます。ペットボトルの内容量によって変わってきますが、もう少し保持力が欲しいですね。
改良点
プロトタイプなので改善がしやすいように全てジャンパーボタンでパーツを結合し展開出来るようにしたため、装飾ベルトと本体パーツの間にボタン分の膨らみが出来てる所が少し気になります。
おおよその形や保持力も解ったので次に作ることがあれば、展開機能を廃止して筒型固定にすれば改善出来ますがね。プロトタイプならではの改良点ですね。
ベルトループの保持力に関してもジャンパーボタンの保持力をもう少し調べてみるか、ループでは無く穴を開けてカラビナ等で取り付けた方が良いかも知れません。
最後に
以上、バイク用ドリンクホルダー製作完結です。
①〜④までの記事を貼り付けておきますので興味があればご覧下さい。
バイク仲間に見せた所、材料費+昼飯で作ってくれと頼まれたので改善バージョンを作るつもりです。
今年の夏は厳しい暑さになるとの予想ですから、大活躍してくれるのではと思います。