バイクを愛するとあるオッサンの帰宅風景

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前に走る軽自動車がエラく遅い。

 

仕事でのイライラと車の速度にイライラしながら後ろを走っている帰宅の途についているオッサンが1人...

 

先程からどこからだか分からないが、耳障りな甲高く下品な音が耳に入って来て余計にイライラしているオッサン。

 

前方の赤信号に近づくにつれてその音は大きくなって来る。

 

信号で止まった時オッサンは気付いた!

 

遅い軽自動車の前に1台の原付き。

 

そう、前の軽自動車が遅いのは車間距離を取っていたのだった。

信号が青になり甲高い原付きの音の後ろを走る軽自動車に着いて行く事数km。

イライラの限界に近づきつつあるオッサンの目の前の軽自動車が曲がった...

 

前を走る原付きは甲高くブイィィ〜ンと音を立てて蛇行運転している。

 

オッサンはバイク乗り。

バイクをこよなく愛している。

バイクを冒涜するようなその走り方と音に憤りを感じながら後ろを付いて行く。

 

赤信号で原付きが停まりアクセルをふかしている。

その後ろをオッサンの車が停まった途端、オッサンは車を降りた...

 

うるせーっ!

エンジン切って降りろ!

バイクってのはそんな乗り物じゃねーっ!

 

原付きの若者はビックリして立ち尽くしている...

 

オッサンはその風貌が良くない...(のかも...)

何気なく歩いているだけで職質を受けた事数回。

それ程見た目が悪い様だ...

(でもホントは優しい...)

 

ヤバいオッサンに掴まったという感じの若者に

 

オレの車が走り去るまでエンジンかけるなよ!

うるせぇから

あとバイクが可愛そうだわ...

 

そう言葉を残し走り去って行くオッサン。

 

 

とあるバイクを愛するオッサンの帰宅途中のお話しです。