もう3ヶ月も土曜日は連続の休日出勤。
普段しない程の超肉体労働で全身が筋肉痛ではありますが、バイクを愛するオッサンとしては乗らないワケにはいきません。
11/28 今日も午後から軽く流しましたが、いつもと変わらずのお決まりのお店でランチ〜休憩処で珈琲タイム。
今週は特に書く様なありませんでしたので、BOLTに乗り換えて3ヶ月。感想やら取付けたパーツ等を2回に分けて書いていこうと思います。
YAMAHA BOLT
まぁ一言で言えば『良く走り良く曲がるバイク』です。
前車が400ccで走りより快適性を重視したドラッグスタークラシックなので比較にはなりませんし、SSなどとは比べられるカテゴリーではありませんが、高速などで全車との車間を詰めたい・追い越したいと思った時などはあっという間にグイグイ100km/h以上まで加速します。
前車ドラッグスターが60〜80km/hが車体が安定して気持ち良く走れる速度域でしたが、BOLTは90〜120km/h辺りがそんな感覚です。
発進もちょっと雑にスロットルを開け過ぎると上半身が置いて行かれて仰反ってしまい冷やっとした事も何度かあります。
走ると言う事で高速から書きましたが、やはりアメリカン(クルーザー)。
低速についてはアメリカン独特な鼓動感が欲しい所ですがBOLTは直接エンジンとフレームを固定する『リジッドマウント方式』を採用し、トルクフルなエンジンからのパワー感や鼓動感が『ドドドド』っとダイレクトに乗り手に伝わり気持ち良く伝わって来ます。
外観
良くハーレーのスポーツスターに似ていると言われますが、そうでしょうか?
私には似ているとは思いませんが...
私には疑問符です...
スポーツスターは私も好きです。あの独特の下半身マッチョなスタイルはスポーツスターだけの特別なカッコ良さだと思っています。
対してBOLTは一昔前のローロングでメッキ装飾が綺羅びやかなドラッグスター等とは違いますし、スリムな感じでスポーツスターと言うよりは往年のジャパニーズアメリカン。そうジャメリカンの進化系の様に思います。
私はカッコイイバイクだと思いますが好みは人それぞれですからね。
そしてバイクにとっての外観と言えばエンジン。
空冷V-TWINでありBOLTのエンジンの造形はココで何度も言いましたがやはり美しい。
メッキ装飾の無い真っ黒いエンジンなのですが魅せるエンジンと言うよりは見せるエンジンとも言うべき造形です。私のBOLTを購入した一番のポイントはこのエンジンの造形美です。
メーター周り
ココが賛否両論あるBOLTのポイントです。
アメリカンなのにデジタル...。
異を唱える方々も居られます。
しかも速度系のみでタコメーターやシフトポジョンインジケータが無い...。ガソリンは警告灯のみで残量計が無い...。
私の場合は気になっていません。
BOLTは古いバイクでは無く新しい現行車ですのでデジタル表示のスピードメーターでもイイんじゃないかな...。一目瞭然で今何km/hなのかわかりやすいですし、タコメーターやシフトポジョンインジケータって要りますか?バイク乗りなら音と感覚である程度のギヤチェンジの感タイミングは分かりますし、ポジョンも感覚で分かって初めてライダーじゃ無いのかな...なんて思います。
1分1秒を争っているレーサーじゃ無いですし...。
ガソリン...。
走行距離からどの位愛車が走るかわかるでしょ...。
と言う具合です。
走行
燃費は可もなく負荷もなく普通に走って21km/L位です。タンクが少し小さいので12Lで満タン給油で250km程です。200kmを越えた辺りで警告灯が点灯します。
走りに関してはアメリカンなのに良く曲がります。
峠道等は思っている以上にヒラヒラと曲がれるのでネイキッド?と錯覚してしまいそうな位ですが、バンク角が浅いので調子に乗っているとステップが『ガリッ』と鳴ってしまいます。
私は両サイドこんな感じになっています。
ステップを少し上げるキットも売っているそうですが...。
後輪に荷重をかけてちょっと高めのギヤでヒラヒラ曲がると高いトルクと相まってアメリカン特有の『ドドドドッ』とエンジンが呻って楽しいです。
ちょっと不満点
以前はフォワードコントロールのドラッグスターでしたのでBOLTのミッドコントロールになかなか慣れませんでした。
ミッドコントロールでニーグリップの出来ないアメリカン。以外と横幅のある車体...。
乗っている感じは...
こんな感じ...。
戦国武将の肖像画や石像スタイル ( ≧∀≦)ノ
それに加えステップとチェンジペダルの感覚がちょっと狭いのかかなりギアチェンジに苦労しました。
感覚的には狭い所に足の爪先を真下にする様な感じでコジ入れるっていう感覚です。
私の足のサイズは25.5cmと男では小さい方なのですが...。
まとめ
アメリカンと言えばV-TWINも今は昔。
独特の鼓動感と機械的な造形美を持つ最後の国産V-TWINアメリカンのBOLT。
乗ってみると実に味のある楽しいバイクを新しい愛車にしたと自分自身で満足しています。
現行車なのですがツーリングに出かけても余り見る事の無いバイクではあります。もし試乗車やレンタルで乗るチャンスがあれば乗ってみて下さい。
そして休憩中にその造形美を観察してみて下さい。
バイク好きなら鼓動・楽しさ・美しさの三拍子が高いレベルで融合している事に気付いてくれると思います。